小さな教室活動には、2つの道があります。
どちらも、プロとしてお金をいただく
という点では同じ。
でも、大きく違うのは…
“経済的に自立する覚悟があるかどうか”
というところ。
「一生懸命やっていたら、
いつか認知されて、収入も増えるかもしれない」
そんなふうに思っていた時期、
わたしにもありました。
でも、現実は少し違います。
誰かに雇われるのではなく、
自分を活かして、自力で人を集めて
500円でもお金を払っていただけたこと。
またそれが3000円、5000円になっても
自分を活かせて、喜んでいただきながら
お金を受け取れる喜び。
やりがいを感じ、
本当にありがたくて、
すばらしいことでした。
けれど、
5000円の講座をいくつ開いても、
それだけで生活の柱になることは
難しいものです。
もしそこに違和感や限界を感じるなら──
講座の「構造そのもの」を、
見直してみる必要があるかもしれません。
🌿 自立を目指すなら──
ここで大切なのは、
「割り切ること」と「切り替えること」を、
自分で選べるようになること。
☑ 割り切るとは、
自分の時間・体力・知識・情熱に、
価格という形で“線”を引くこと。
☑ 切り替えるとは、
そのリソースを、「もっと必要とされる形」で
再編集していくこと。
たとえば…
5000円で学べる“入り口”の価値はそのままに、
その先には
「もっと深く知りたい」
「自分の教室をもちたい」人のために
継続プログラムや育成講座を用意しておく。
そうやって流れをつくることで、
小さな教室が、
自分らしく、自立していく道に
つながっていきます。
🌼 そしてもうひとつの選択──
「自分サイズで続ける」
収入を軸にするのではなく、
自分の生活リズムや、家族との時間を大切にしながら、
“自分サイズ”で、プロとして活動を続けていく
という在り方もあります。
これは、「趣味だから稼がなくていい」
ということではありません。
むしろ──
プロとしての誇りを大切にしたまま、
“無理をしない”と決める、静かな強さ。
たとえば
・季節にひとつだけ開くワークショップ
・いつものお客様だけにそっとお届けするレッスン
・一対一の時間を大切にする小さなサロン
そんな活動の中にも、ちゃんと価値が宿っていて、
自分の心や生活に合った形で
「好きを仕事にしている」方もたくさんいます。
🌸 どちらを選んでもいい。
途中で切り替えてもいい。
大切なのは、“選んでいる”という実感です。
誰かの正解ではなく、
あなたにとっての
「暮らしと活動のバランス」が見つかること。
どちらの道にも、
自分らしさがにじむ
「教室のあり方」が育っていくのだと思うのです。
必要な方には、「講座設計サポートツール」
もお渡ししています。
一歩先の道しるべとして、
そっとお届けできたらうれしいです。
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