【小さな教室運営】利久に学ぶ講座レッスンスタイル


突然ですが
好きな歴史上の人物はいらっしゃいますか?

 

私はそう聞かれたら
3人の顔がパッと思い浮かぶのですが
(顔はあくまでも書物に
書かれた似顔絵ですけれど。笑)

 

その1人、千利休と
利久に学んだ講座レッスン内容
についてお話したいと思います。

 

まず、千利休について。

 

多くの方に知られているのは
信長、秀吉とつかえ
茶の湯の新しい文化を
創生した人であることだと思うのですが、

 

その利久にも初めて茶の湯を学ぶという
時期があったわけです。

 

当時は、船舶外来品の高級品で
もてなすということが主流で

 

上流階級でなければ
茶会を開くことが難しい。

 

そんな中で、せっかく学んだ
茶の湯を亭主となって茶会を
催したい。

 

一生懸命お金をためて
茶会の準備を進めるも、
お茶席に大事な掛け軸がなく
(いいものは、大名たちで
買い占められていた)
途方にくれていたところ、

 

古物商で有名な水墨画の
掛け軸に出会った。

 

今なら12両(今で1200万相当)でいいと言われ、
きっとこの10倍はするものだろう、
これは値打ちものだと思い購入。

 

後日、お茶仲間の
目の肥えた人たちに
みてもらったところ、

 

偽物ではないかと言われ
鑑定してもらったら
偽物をつかまされた事実が発覚。

 

利久はその掛け軸をビリビりとやぶき、
お茶会は即中止に。

 

「目利きにならなければ!」
という必要性を感じ
「目利きになる」にはどうするか
ということにフォーカスしていきます。

 

お茶会にいくと、
本物の茶碗に掛け軸に
お棗に、茶さじに・・・
と出会えます。

 

幸い、お茶席では茶器を愛でる時間が
たっぷりあるので
五感を使って脳内に記録する。

 

目で見た形、印、外観、色・・・
手触り、お湯あたりの音など

それを言語化する

家に戻ってからすぐに
紙に書き起こす。

 

こうして茶器や掛け軸など
たくさんの
オリジナルデータベースの
蓄積が完成、

 

何度も何度も見返す
記憶する

 

こんな風に目利き力を
養っていったのが
利久です。

 

ポイントは、
五感で感じたことを
言語化して記録して残したこと。

 

この利久の姿勢を
恋する石けん探究コースにも
取り入れているわけです。

 

本物を知ること

 

五感で感じたことを
言語化して記録に残すということを。

 

恋する石けん探究コースレポート

季節や時間、好み、肌状態
その時の気持ちに合わせて
処方おこしができるようになる!

 

そういうゴールがあるレッスンなので、
1つ1つの素材について知ること

 

その素材の石けんがどんなものか
自分で感じ、記録に残し
いつでも自分の言葉で
語れるぐらい知っていることが大事だと
考えているからです。

 

一定の原材料と配合で
オプションという素材だけを
変えて作ったものを比べていく。

 

受講生は
「全部で72種類の石けんの
素材の記録を持っている」
ということです。

恋する石けん

「オイルの会」
「バターの会」
「ミルクの会」
「糖の会」
「野菜の会」
「ハーブの会」
「生薬の会」
「クレイの会」
「リキッドソープの会」
「お酒の会」
etc

全12回の恋する石けん探究コースが
できたのは、

 

以前にも書いたことがありますが、
手作り石けんがいいとばかりに
なんでもかんでもその中に入れていたこと。

 

模様も凝っていて
色々な色の石けんを
作っていたことがありました。
(ずいぶん昔のことです。)

 

いつも私が作る石けんを使っている
お肌の弱い妹ファミリー。
特に妹と長男。

 

お肌に異変が起こりました。

 

その時は、石けんが原因ではないかもしれないし
たまたまだったかもしれないと思いましたが

 

同じ石けんがレッスン受講生にも
合わないということが重なるという
ことがありました。

 

皮膚科でも石けんが原因とは
一概には言えない

 

使用中の化粧品や外的環境や
ご自身の状態の複合的作用なので
一旦全てのものをストップしてください
と言われたということでした。

 

こんなことがきっかけで
素材について深く考える
機会になったのです。

 

手作り石けん、このコールドプロセスの石けんは
すごく肌にいいと思っていたことが、

 

人によって
その素材に対して
合う合わないがある

 

今まで特にトラブルがなく
きていた私には
想像だにしなかったことで、

 

「楽しいこと」にばかりフォーカスして、
色々な素材を入れて
お料理するみたいに
楽しめることばかりに
目が行きすぎていたこと

 

そこからです、
72種類の素材について石けんを作り、
3年かけて生まれたのが
恋する石けん探究コース
(初めは、アドバンスコースという
名前でした。)

 

素材を比べていただくのは
自分や家族に合う合わない
また好みを
みることができるから。

 

それを五感を使って
記録に残す。

 

卒業生は、そういったことが
自信となっていると思います。

 

レッスンを全て受講して
レポートにする、シェアする。
とても大変だったことと思います。

 

作ったあと、写真を撮っても
白い石けんばかりで
「映え」ないかもしれませんが

 

本質を学ぶという利久がお手本
そう思いながら作ったレッスンです。

 

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また、始めてはいるけれど
このまま進んでいいのか迷っている

 

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