模倣すること(メルマガの読者さんの質問回答)


フェンネル

QOLアップレター(旧名称ライフオーガニックレター)という
メルマガを配信しています。

その読者さんからのご質問に
回答します。

 

読者さん(Mさん)は、自宅で
ある教室をされていらっしゃいます。

 

教えた生徒さん(仮称Aさん)が、
そのレッス何の断りもなく同じように
ご自身の教室で提供されたようで、
そういう場合はどうしたらいいですか。
というご質問でした。
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1つの植物にたとえてみると、
Mさんは、その花(レッスンという形に提供したモノ)
を生み出すために

根に水やり、栄養分を与え、
葉を緑にしげしげとさせ
根を太くしてきたのですよね。
そしてようやくつけさせた「花」

それを美しいからといって
Aさんが花だけを切ってきて
花瓶にさしている状態だと思います。

花瓶にさした花は短い命です。
数日で散ってしまうでしょう。

それに引き替え、Mさんは、
肥えた土にご自身で根を生やし
見事な花をつけたわけです。

花だけを切ってきて
花瓶にさした花とは違います。

花瓶からは、その花が終わっても
別の花は生まれません。

気にすることなんてないんです。

そんなことにMさんのエネルギーを
もっていくのはもったいない。

Mさんは、たくさんの花をつけられる
土台があるのですから

自信をもってくださいね。

【編集後記】

昔、ドイツに行った時に車を運転し、
途中のガソリンスタンドで道を聞いたら、
日本からようこそと言って記念に持ってってと
大きなビアグラスを1つ持たせてくれました。

先日そのグラスを落として割ってしまったのです!

思い出の品なのに・・・としょぼ~んなのですが
所有している物質的な「モノ」っていつかはこんな風に
こわれたり、なくしたり、
または奪われたりするかもしれない。

でも、経験したこと、体験したことは
絶対になくならないし、
誰かに奪われることはない、
自分だけの固有のもの。

経験、体験をしっかり自分自身のものにして、
大切にできていればそれが財産になります。

よく食べ、よく学び、
そして経験・体験をたくさん積み重ねて
豊かな気持ちで過ごすことが
私の日々の目標です。