夏はまだまだ!と言わんばかりの
暑さが続きますが、
立秋を過ぎた空は
気温のことは知らぬように
近づいてくる秋をにおわせています。
「秋」は植物に彩りが出てきて、
ちょとセンチメンタルな気持ちになるような
香りが、体中を刺激する季節。
今はまだ迎え待つ秋という感じですが、
「センスを磨く」のに
最適な季節が「秋」だと思うのです。
昨年メルマガで
読者さんからの反応が多かった記事。
ここでもかいてみたいと思います。
私が好きで購読している雑誌に
「&プレミアム」というファッション、
物選び、生き方全般にわたるテーマを扱う
ライフスタイル誌があります。
その中にあった、
俳優の村上淳さんの言葉
「センス」とは
「周囲の皆に肩車をしてもらって、
少しだけ遠くを見渡すこと」
_____________________
「自分ひとりでは見ることができない物や、
感じることができない事にも
気づくことができる。」
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ということ。
自分の目で見たこと、
感じたことが全てというように、自分の世界を形成するものが
それだけになってしまうことなく周囲の皆に肩車をしてもらっているおかげで
少しだけ遠くを見渡せているようなもの。そのことに自覚的でいられるかどうか。
それだけでも感性は磨かれていく。
とかかれていました。
築き上げた確固たるスタイルが
彼のセンスを生み出しているのではなく、
周囲の声に耳を傾け、
身の回りに起こった出来事に目を向け、
必要な物を取り入れる。
それには、芯のある
「自覚的」な視野が必要なんですね。
逆に言えば、
「自分にはセンスがない」と
勝手な思い込みで
蓋をしてしまわなくていいのです。
映画を観たり、絵画を観たり
舞台やパフォーマンス
本を読んだり、自然の中に身をおいたり、
誰かとおしゃべりすること、
五感を伴う体験をすることから
自分の中、コアにあるものを
周囲の人や物事によって
肩車にのせられ
引き出してもらう。
それを自分で「気付く」
↓
表に出していく
(=イメージをカタチにする
ビジュアルが得意な人はビジュアルで
言語が得意な人は言葉で
体を動かすことが得意な人は体感覚で
音が得意な人は聴覚感覚で。)
こんな繰り返しが
「感性」を磨くことに
なるのだと文章を読んで思いました。
教室のレッスンで、ホームクラスごとに
レポートのシェアという場面があります。
テーマごとの手作り石けんを
四感を使って、洗い上がり、
香りたち、泡立ち、好み・・・
感じたことを表現する。
機能的なことを検証しているようであり、
感性を研ぎ澄ますことでもあります。
また一方で家族との
コミュニケーションツールに
なっている場面であったりします。
最初は、どれも同じ、
違いなんてわからない!と
おっしゃっていた方が、
ご自身の変化(感度があがった)を
実感され、ご報告くださいました。
ベースとなる石けんの配合基準を一定にさせて
66種類の石けんを作ることはもちろん、
(石けんの魅力を
アップする素材66種)
その機能性(泡や硬さ洗浄の状態)
感触(洗い心地、洗い上がりの肌、主観的な好み)
それらについてレポートを残す
ということで
得てくださったという変化です。
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私の咀嚼した言葉で
繰り返しになりますが
______________
自分の中、コアにあるものを
周囲の人や物事によって
肩車にのせられ
引き出してもらう。
それを自分で「気付く」
↓
表に出していく
______________
そして自分のコアを探るには
普段の生活の中で
見過ごしてしまいがちなことを
1つ「意識する」ことから。
秋は、食べ物も、自然も
ありとあらゆるものが
五感を刺激するはず。
1行動 1礼のように
これらを意識したいです。
「センスがない人」なんていない。
センスは磨けるもの!
そう信じています。
________________________________
お教室をはじめてみたいな
教室をするってどうすればいいのかな。
また、始めてはいるけれど
このまま進んでいいのか迷っている
できたら趣味の教室ではなく
仕事と呼べるようになる
一歩踏み出したステージに行きたいな
そのような思いがある方に向けて
「教室スタートのための12日間マインドセット」を
毎朝8時にメールをお送りさせていただいています。
いつご登録いただきましても
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お手元にお届けいたします。
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