こんなに暑くなってきたのに、
まだ冬のレッスレポートが
終わっていませんが(汗)
教室開講・運営講座2月は、
Lesson6
「伝える☆伝わる写真を撮るということ」
について、お話させていただきました。
教室運営のための写真ということに
フォーカスし、
ここでは「美しい写真を撮る」ということに
意識を向けるのではなく
写真で何を伝えるのかを
考えること、
被写体と向き合うこと、
それにはどういう視点で
どこを撮ると
わかりやすいのか、
伝わるのか・・・
皆さんと実習をしながら
ディスカッションして
それぞれの着地点を定めました。
私たちが使う写真は、
(講座告知用などブログ等に使用)
プロが撮ったきれいな写真が
必要な場面もあるけれど、
普段は、自分が撮影したものを
アップしますよね。
常日頃、自分が見たもの
心が動いたもの
それを伝える気持ちを
いつも持っていると
写真に向かったときに、
自分の視線が
自然とそこへ行きつきます。
(Bクラスの皆様⇑)
何に使う写真を撮るのか
それには何をクローズアップさせる?
まずは、自分の視線の先を
決めること。
私がスマホで撮影した
同じ場所・同じ位置からとった
ある写真を事例として
見ていただきながら
印象をシェアしました。
また、巷の商品紹介の
パンフレットの写真や
旅行のパンフレット、
カード会社から送られてくる冊子に
掲載されている写真、
それから自分が好きな
テイストのインテリアの雑誌など
ただ眺めるのではなく、
意識を向けながらみてみると、
今までとはまた違った視点で
たくさんの学びがあることを
実際にみていただきながら
お話しました♪
(Aクラスの皆様⇑)
それでは少し写真を
みてみましょうか。
*****
写真①
【Before】⇩
最初、撮影されていた写真⇑から
【After】⇩
この石けんのどこが魅力かなぁ・・・って
観察してもらってから
そこを見せたい気持ちを写真にのせて♡
*****
写真②
【Before】⇩
この写真のもっと前の
Beforeもあったのですが、
色々撮っているうちに
”なんか違うな”と思って
削除されたんだそうです。
自分なりの進化って
こういうことなのかもしれません。
【After】⇩
使用している精油は、
ヤングリビング社
ということを
伝えたいですもの♪
ぐっと寄っていきましょう♡
*****
写真④
【Before】⇩
白いシンプルな石けん
講座告知紹介用の作品を
撮影するという視点で、
受講生に
「どんな石けんなのか」
を伝えることを意識
また、真っ白な石けんは、
どこまでもそのシンプルな白さを
伝えたい。
1番はじめは、
縦に並べて撮影。
その次にこんな風に
ランダムに重ねて撮影。
このままでは
インパクトが足りない・・・?
もう少し、質感をだせると
伝わるんじゃないかな?
【After】⇩
ちょっと削ってみると・・・。
「チーズみた~い♪」
場所が許されるなら、
削った石けんの破片で
泡立たせたふくふくの泡を
プラスして
「おいしそうなチーズみたいな石けん」
「真っ白で清潔感のある石けん」
「いい香りがしそう」
「すごい泡立ち!で気持ちよさそう」
「素朴でナチュラルな感じがいい」
e.t.c.・・・
⇩
ナチュラルライフスタイルに
興味がある人にとって
「いつも手作りの石けんのある
こういう生活っていいな♪」
とイメージしてもらいやすくなります。
ぼかすとかぼかさないとか
テクニックに意識を向けなくても
「何を伝えるのか」
「イメージしてもらいたいのか」
を考えると
並べ方、質感の出し方
ちょっとした工夫が
浮かんでくるものです。
また、被写体にプラスして
小物を使う場合、
あれもかわいい、これもかわいいと
写真の中に全部をおさめてしまうと
(気持ちはわかるんだけど!)
みている人の目の中に
視覚情報が多すぎて
何もとびこんでこない・・・
ってことになりやすい。
あくまでもメインを
引き立てる小物ということを
忘れずに。
何を撮っているのか・・・。
いつでもこの視点。
講座を作る時も 同じです。
*****
【受講生の皆様の紹介】
(第1期生 8名様 五十音順)
*八王子でアロマ・石けん教室を
主宰され、はじめは、お友達中心だった
というお教室がブログから
お問い合わせがくるようになり、
活気ある教室を運営されている
荒真理子さん(aroMari→★★)
*石けん作りのキャリア、先輩です。
横浜・日吉の薬膳石けん教室主宰
Nienaさん(→★★)
*子供もママも笑顔になる
カモミールアロマ石けん教室主宰
石川江利子さん(→★★)
*教室開講準備中Erikoさん
アロマ男子養成中です(笑)
これからの活動が楽しみです♪
*講座アシスタントを経て
教室開講運営講座受講中に
教室をオープンされた沖田絵美さん
湘南アロマ石けん教室Cozy(→★★)
*スタートは、アロマ教室から
現在は、石けん作りの
レッスンメニューが加わり、
益々幅広くご活動中の
横浜・港北区アロマ石けん教室
あろまりあん主宰
田中佳子さん(→★★)
*フェールマヴィ認定教室として
恋する石けんコース内容の講座も加わり
それと並行してデザイン石けんが人気の
石けん教室メリッサ主宰
東京・練馬区の谷山博美さん(→★★)
*講座アシスタントを経て
教室開講運営講座受講中に
教室をオープンされた
松田美以さん
横浜・鶴見区アロマ・ハーブ石けん教室
Maison de l’heble(→★★)
*****
【最後に】
⦅ぼかした写真の撮り方は
視線の先を見据える⦆
最後に皆さんが
撮りたいという
スマホで「ぼける写真」の
撮り方をやりました。
これも、講座を作る時と
考え方は同じだと
個人的には思っています。
ぼかすもの(視線の先)に
何をおくか・・・。
意識を向けるだけですから
今日からすぐに始められること。
伝える、伝わる写真を撮ろう
という意識を通して、
講座の組み立ても
さらに魅力的に伝わるものに
なりますように
私も日々、研鑽です。
(この記事内、すべてスマホ撮影です。)