4月にお送りしているメールマガジンの内容の記事です。
昨年から本業とは別に
「女性が家庭と両立してできる仕事/
自宅サロン起業」についての講演依頼を
大学や公的機関からいただくようになり、
つい先日もお話をさせていただく機会がありました。
内容は、「趣味」と「仕事」の
ターニングポイントについて。
それに関連して、最近読んだ本で、
シェアしたい言葉を抜粋しました。
『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。』
という本から。(→★★)
●「趣味」が他人に負けないレベルまで向上すると、
それは「特技」になる。
●好きと相性って何が違うのだろうか?
それは、「好き」や「嫌い」は頭で考えることであるのに対して、
「自分に合う」「合わない」は肌で感じるという点だ。
●ポイントは、人がしている「仕事」を見るのではなく、
仕事をしている「人」を見ることだ。
●生きるとは選択することだ。選択しないことは、
実は自分の人生を生きていないということ。
●「偶然の出来事」を「プランド・ハプンスタンス」に変えるには、
好奇心、持続性、柔軟性、楽観性、冒険心の5つが必要である。
(プランドハプンスタンスとは:「計画的偶発性理論」
スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって
提唱された理論。
「個人のキャリアの8割は
予想しない偶発的なことによって決定される」とし、
その偶然を計画的に設計して自分のキャリアを
良いものにしていこう、という考え方)
●人は仕事を選ぶとき、自分の人生において何を優先させるのかという
価値観を明確にしなければならない。
『働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。』
(→★★)
これは、シゴト論でもありますが、
どんな場面でもあてはまることだと私は思っています。
「頭で考える」ことと
「肌で感じる」ことの違い
アロマテラピーをしていると、
この感覚が研ぎ澄まされてきます。
また、仕事を選ぶとき、
人がしている「仕事」そのものを見るのではなく
その仕事をしている「ひと」を見る事。
これは、「恋する石けん」と共通した概念です。
(石けんというモノに恋しているのではなく、
使う人を想い、その人をまるごと見つめて作る
(ライフスタイルをみて処方を考える)
そういう”観る”を「恋するように」と喩えて
名づけた石けん作りの文化)
ここでは自分がつきたい仕事をしている
「ひと」が
自分のなりたい姿と重なることが大切という
ということでしょうか。
シゴトを選ぶ時、自分の人生において
何を優先させるのかという価値観
やりがい、ワークライフバランス、
収入、充実感、社会貢献、・・・・。
私は、サラリーマン家庭に育ったので、
親は、サラリーウーマンになることを勧めます。
いまだに、サラリーマンへの道をすすめられるぐらいです。
今ならまだ再就職できるからって。
「あなたの仕事はいつからでもできる、
年をとってからでもできる。
むしろその方が年齢というハクがついて
いいぐらいじゃない?」とも。
これに対する自分の考えを
述べなければならない場面。
ビジョンがないか、迷いがあると
さっと答えられないのです。
「迷いがある」
これは正直な気持ち。
すっかり周りはお見透しです。
自分自身から離脱して
上の方から自分の姿をみてみると
「迷いがある」
自信のなさが起因しています。
私の場合は、
現場経験のなさからきています。
個人の教室を10年続けている
外部講座の委託業務も多数請け負ってきた
専門学校でも教えていた
ただそれだけの経験で
「教える」講師としての経験値しかないこと。
しかも狭い世界で。
物販も仕入れルートも
対外的な交渉も数字的な管理も
何もかも未経験、
現場経験を踏んで
独立したわけではない。
それが自信のなさとなってあらわれている。
こんな風に自分が見えてくると
じゃぁ、どうする?という
行動を促す思考に変わりました。
どうやって「シゴト」を
していくのか。
いまここで経験をふんでいくしかない。
自分の脳の中のおしゃべり達に
「つべこべいうな」と一喝できる
ぐらいに。
そして「伝える」熱さ、ビジョンがあるかどうか
これが1つの物差しだと感じました。
教室を運営するということは、
知識、技術を「伝える」だけでなく、
別の意味の「伝える」場面の方が
多いもの、これを本当に実感しています。
2017年も残り3ヶ月を切りました。
教室スタートアップ講座も第3期生がスタートです。