「ワクワクする方を選ぶ」
──そんな言葉を、聞いたことがある方も
多いかもしれません。
けれど、小さな教室を運営していると、
この言葉の“魔法”に少し疲れてしまうこと、
ありませんか?
今日は、「Responsibility(責任)」
という言葉の本当の意味から、
“自分軸”で生きる力=気分に責任を持つこと
についてお話ししてみたいと思います。
🌱 Responsibility=Response+Ability
英語の「Responsibility」という言葉は、
「責任」と訳されますね。
でもよく見ると、
Response(対応する)+Ability(能力)。
つまり、“対応する力”なんです。
🌼 対応する力がある人とは
自分の人生に責任を持って生きている人は、
出来事に対して反射的な感情や
行動に支配されることがありません。
まず先に
「なぜ、こうなったのだろう」
ではなく、
「これに、どう対応しようか」
と考える。
そして、
自分の望む理想の状態に近づく
最適な反応を選び取ることができるのです。
🌸 「ワクワクで選ぶ」だけでは続かない
自己啓発の世界では、
「ワクワクする方を選ぼう」
「ワクワクするからやる」
という言葉をよく耳にします。
けれど、
この言葉を“そのまま”
行動基準にしてしまうのは危険
だと私は思っています。
この価値観を大切にするなら、
そこにはひとつ【注釈】が必要。
それは──
「ワクワク」は、目的が明確なときに使う
感情ツールであること。
💫 ワクワクの使いどき
たとえば、
目的を達成するために
「A」「B」「C」という手段があって、
どれにしようか迷ったとき。
このときに、ロジカルシンキングではなく
「ワクワク」で選んでいいのです。
でも──
「A・B・Cという手段を出す段階」では、
ロジカルシンキングが必要。
つまり、“考える力”と“感じる力”の両輪で、
目的地に向かうということです。
🍃 気分にコントロールされていませんか?
「この前までワクワクしていたのに、
今はやる気が出ない…」
もしそんなふうに感じることがあったら、
自分の“気分”に、コントロールされていないかを
見つめてみてください。
「気分」は、自分の内側の「気」。
その“気”を整えることは、
まるで鉢植えの土を整えるようなものです。
植物が元気に育つために土を耕すように、
自分の内なる「気」に責任を持つことが、
心の根を育てる行為なのです。
🌻 自分軸を育てるResponsibility
Responsibility=対応する力。
自分軸を育てるということは、
自分の感情や気分を観察し、
出来事に対して
「どう反応するか」を選び取る力を育てること。
それは、
環境や他人に揺れない
“内側の羅針盤”を持つこと。
外側の世界にコントロールされず、
内側から舵を取る。
それが、
Responsibility=気分に責任を持つ生き方
なのだと思います。
🌷 終わりに
自分の目標を叶える人は、
いつも自分の「気分」を耕しています。
気分に飲み込まれず、
出来事に反射せず、
「今の自分はどう対応したい?」
と問いかける。
それが、
静かに自分軸を育てる時間です。
小さな教室を運営する方
目指したい方へ。
外の環境に揺らぎそうになったときは、
そっと「Responsibility=対応する力」
という言葉を思い出してみてください。
あなたの“気”が整えば、
その空間に集う人たちの“気”も、
きっと整っていきます。
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