一番最初の緊急事態宣言で、
身動きが取れなかったときに
「自分の学び」2つに集中しました。
1つは、ハーブという自分の扱っている領域の
専門分野のこと1つ
そしてもう1つは、小さな教室運営者の
それぞれのいく足元を照らしていくために
コーチングとリーダーシップについての学び。
今日は、その時に学んだ
「FFS理論」について
お話させていただきたいと思います。
これを知っていると
同じ課題に直面した時に、
周りの人と全く同じように対処するのではなく、
その人にあった道筋でその課題に
対処していく必要があるということが
わかるのです。
人と比べてしまって
なんであんなふうにできないんだろう
って思われたことはありませんか?
ここで「FFS理論」を知っていると、
人にはタイプがあって
同じタイプならそのやり方でもうまくいく、
異なるタイプなら違うアプローチで
その課題にうまく対処することができるようになるのです。
自分の型を知る。
つまり、行き着くところは、
自分を知るということです。
1.人の思考行動特性を5因子に整理
「凝縮性」「受容性」「弁別性」「拡散性」「保全性」
(「凝縮性・受容性・弁別性」は後天的気質
「拡散型」と「保全型」は先天的気質)
2.それぞれの因子の数値を比較
その人の思考・行動パターンを分析
3.ストレス値で定量化
4.個人の潜在的な強みが、ポジティブに発揮されているか、
ネガティブに発揮されているか判定
漫画「ドラゴン桜」ご存知でしょうか?
弁護士の桜木建二が落ちこぼれ生徒たちを
東大合格に導く受験サクセスストーリーですが、
今、続編の『ドラゴン桜2』が
日曜日の9時からTBSドラマで
やっていますよね。
ちょうどこの前の日曜日の回が、
龍山高校の東大合格者第一号の
水野直美(長澤まさみさん演)が、
自分の性格に合った
夏休みの勉強計画について指導
このFFS理論から
「拡散性」と「保全性」の2つが
取り上げられていました。
その人の「学び方」に影響を与えているのが、
気質に由来する
「拡散性」と「保全性」の2因子
(「拡散性」の因子が「保全性」の因子より
高ければ「拡散型」
「保全性」の因子が「拡散性」の因子より高ければ
「保全型」)
簡易的なタイプ診断方法として、
水野直美(長澤まさみ)が生徒たちに
「本の読み方」を尋ねていました。
A)読みたい本は次々と手をつける
つまらないものは途中でやめても気にならない
B)1冊の本を最後まで読んでから次の本を読む
読み切ってからじゃないと不安になる
皆さんは A) と B) の
どちらのタイプでしょうか?
A)「拡散性」の高い人は、
気になる本があったら
「同時にいろいろ読む」。
1冊を読み終わらないうちから、
別の本に次々と手を出します。
「読み切る」ことに、
それほど価値を感じないことが多い。
飛ばし読みもし、途中で気分が乗らなければ
やめるのも割と平気な方。
そして、しばらく放置していた本を
突然また読みたくなることもあります。
B)保全性の高い人は、
「自由でいいよ、何を選んでもいいよ」
「自分で好きなようにやっていいいよ」
と言われるとその自由さが
ストレスに感じることがあるわけです。
気になる本があっても、
「今読んでいる1冊を読み終わってから、
次の本に進む」という読み方をします。
本の途中で止めることはせず、
最初から最後まで読み切ろうとします。
さぁ、あなたは、どちらのタイプでしたでしょうか?
これはどちらが良い、悪いではなく、
人の「気質」。
私自身、小さな教室運営者向けに
パーソナルサポートをさせていただいていますが
サポート開始前の事前課題のやりとりの中で、
その方の大体の気質を把握をさせていただいた上で、
4ヶ月、6ヶ月とコーチングセッションをしています。
「保全性」が高い人は、一つひとつ着実に進めていく
「積み上げ型」。
「着実に成し遂げたい」
「失敗したくない」という気持ちが強いので、
まず準備をして、計画を立て、
不安要素を潰したうえで
一歩一歩進めていきます。
「拡散性」が高い人は、興味の赴くままに、
まずはやってみる「体験型」。
自分がワクワクすることに取り組んでいる
その瞬間が重要なため、
このワクワクを大切にしながら
その人の中にあるものを引き出して
気がつけば、1つの方向に整理されている状態。
ワクワクだけで描いた地図からできるだけ外れないように、
調律していくサポートです。
ドラマの中で、拡散型と保全型の
それぞれの夏休みの過ごし方5箇条が
こんなふうに出ていました。
【夏休み5カ条】
●保全型
勉強する場所は固定しろ
1日ごとのノルマを決めろ
仲間に進捗状況を報告しろ
今持っている問題集を徹底的にやれ
ハイレベルな問題には手を出すな
●拡散型
勉強する場所は気分で決めろ
ノルマは5日間の中で自由に調整しろ
憧れの人をロールモデルにしろ
テンションがあがる問題集を1冊見つけろ
ゲーム感覚で、ハイレベルな問題に挑戦しろ
ピンクのアンダーラインは
人の影響についてです。
「保全性」の高い人は、周りが気になって、
自分だけ違うことをすると落ち着かない気持ちになるので、
同じ目的を持った仲間をもち、
その仲間と情報交換しながら
より良い勉強法を取り入れ、ともに学ぶという
のが安心して頑張れる秘訣。
「拡散性」の高い人は、我が道をゆくタイプ
“一匹狼”的です。
同じ目的を持った仲間よりも、
「憧れの人」の存在が刺激となり、
自分を高めていけるタイプです。
「その人の気質に合ったやり方」
小さな教室運営者は、
周りを見て一喜一憂せず、
自分をまず知ること。
自分の力は有限です。
そしてその有限な範囲も
人それぞれ。
不必要なところで
パワー消耗せずに
自分は自分の主として、
上手に動かしていきましょう。
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お教室をはじめてみたいな
教室をするってどうすればいいのかな。
また、始めてはいるけれど
このまま進んでいいのか迷っている
できたら趣味の教室ではなく
仕事と呼べるようになる
一歩踏み出したステージに行きたいな
そのような思いがある方に向けて
「教室スタートのための12日間マインドセット」を
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