〜母の日のレイがくれた静かなメッセージ〜
■ 教室を運営する中でふと立ち止まった朝
小さな教室を主宰していると、
日々の中で「与えること」
「伝えること」が中心になっていきます。
生徒さんに学びを届ける、
講座を設計する、質問に答える……。
でも、ふと立ち止まると、
私たちは本当に多くの「受け取り」を
していることに気づかされます。
ある日の出来事が、私の心に深く残りました。
それは、母の日の朝のことです。
生徒さんが、手作りのカーネーションの
レイを持ってきてくださいました。
「今日は母の日だから、
私にとっての“アロマの母”に」と、
ハワイ歌を唄いながら
そっと首にかけてくださったのです。
その瞬間、胸の奥がキュッとしました。
■ レイを受け取ったときの、講師の立場としての葛藤
とても嬉しく、涙ぐんでしまうほど。
でも同時に、このレイがあまりにも立派で美しく、
心のこもった贈り物だったからこそ、
「私、まだこの花のようにはなれていないな」——
小さな教室を運営する講師として
“先生”と呼んでいただいている立場として、
まだまだだなと感じる瞬間でした。
まるで、“もっと精進しなさい”という、
静かでやさしいメッセージを
花から受け取ったような気がしたのです。
■ 公にすることへの迷いと、
それでも伝えたい理由
この出来事をブログに綴るかどうか、
正直、迷いがありました。
・教室運営者という立場で、
こうした贈り物を表に出すことで、
他の生徒さんに気を遣わせてしまうのでは?
・これまでにいただいたたくさんのプレゼントを
載せていないことが、不公平に映らないか?
・自慢のように受け取られてしまわないか?
そんな思いが交錯して、
一度は心の中だけにしまっておこうかと思いました。
でも今回は、どうしても言葉にして
残しておきたかったのです。
なぜなら、このレイを通して、
自分自身の教室運営の在り方や、
講師としての“芯”を問い直すことになったからです。
■ 教室運営とは、教えるだけでなく
「受け取る力」でもある
教室を続けていく中で、改めて感じたのは——
教えることだけが、教室運営ではないということです。
生徒さんの想いや言葉、
こうした贈り物の一つひとつが、
運営者自身の心を揺さぶり、育ててくれる。
私たちは、日々「受け取る力」を試されながら、
この仕事をしているのかもしれません。
「先生らしくなければ」ではなく、
「先生として育っていく」こと
そのものが、教室キャリアの一部なのだと。
■ 「自分にふさわしい在り方」を
考える機会として
今回の出来事は、単なる母の日の贈り物ではなく、
私自身がどういう講師でありたいか、
そして、どんな教室を育てていきたいかを
考えるきっかけになりました。
小さな教室だからこそ、
生徒さんとの距離が近く、想いも届きやすい。
その分、運営者としての在り方が問われます。
でも、完璧でなくていい。
受け取ったものを「私にはまだ早い」と
思ってしまう気持ちも、
成長の糧として、丁寧に向き合っていきたいと思います。
■ 小さな教室運営に悩む方へ
もし、同じように教室を運営していて
「私は先生としてふさわしいだろうか」
「こんなとき、どう受け止めればいいのだろう」
——そんな迷いを感じることがあったら、
きっと大丈夫です。
それは、あなたが誠実に
教室作り、教室運営と向き合っている証拠です。
誰かの想いに心が動いたとき、
その揺らぎこそが、先生としての深みになっていく。
そう信じて、これからも一歩ずつ進んでいきたいですね。
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