「自分にお金をかけること」へのブレーキが外れた日〜香りが背中を押す、学びのはじまり〜

フェールマヴィ


香りを通じて感情が動く瞬間に
立ち会ったことはありますか?

アロマブレンドデザイナークラスで起こった、
ある生徒さんの涙。

それは、香りが心の奥に触れた
“学べる喜び”のはじまりでした。

今回は、自分のための学びに
一歩踏み出した方のエピソードを通して、
小さな教室がどんな「転機の場」に
なり得るのかを綴ります。

封印していた“学びたい気持ち”を
香りがほどいた

アロマブレンドデザイナークラスのワークで
「香りのパレットシート」を作っていたときのこと。


ある香り(ブラックペッパー)を嗅いだ瞬間、
生徒さんがふいに涙を流されたのです。

「この香り、頼りたくなるんです。
自分に足りない部分を補ってくれる気がして——」


そう語られた表情には、
ふっと心がほどけたような
やわらかさがありました。

その方はこれまで、
「自分が学ぶために
お金を使うことは贅沢なこと」と思い、

やりたいことをずっと後回しに
されてきたことを皆さんの前で
お話してくださいました。

子どもたちの学費、家族のことを優先して、
「自分のことはあとで」
と封印してきた日々。

でも、心のどこかで
こうも思っていたといいます。

「子育てが一段落するまで待っていたら、
学ぶには遅すぎるかもしれない」

おばあちゃんになってしまう!

と。

そんな心の声に気づいたタイミングで
出会ったのが、このクラスでした。


環境が変わったとき、ブレーキは外せる

この出来事は、
私自身の過去とも重なりました。

好きなことを学ぶ、やりたいことをする——
そのために自分にお金をかけるなんて、
当時の私にはハードルの高いことでした。

ですが、夫の転勤で見知らぬ土地に
引っ越したことがきっかけで、
私は初めて、自分に
「やってみよう」と許可を出せました。

ただ単純に自分の興味で始めたアロマの学び。
そのなかで、幼い娘が言ってくれた

「ママの手、お薬みたい」

という一言が、
私にとっての大きな転機となったのです。

学ぶことで自分が整う。
その整いが、家族にも循環していく。


——そう実感できたとき、
私はようやく「自分のために学ぶこと」を
肯定できるようになりました。


小さな教室が、
“人生のターニングポイント”
になることもある

アロマを学ぶきっかけは人それぞれですが、
中には人生の節目で、
自分の進みたい方向を模索しながら
教室の扉を叩かれる方もいます。

今回の生徒さんも、まさにそうでした。

香りによって心がほどけ、
「学ぶ自分」に許可を出せた
この方は、


その後2年間、学びを深めながら
自分の軸を育て続け、

現在ではアロマブレンドセッションという
サービスを提供するまでになられました。

(あなただけの香りで今よりもっと
幸せになる
https://instagram.com/shinoppyshino

<アロマブレンドセッション>
相手のお話を聞く、対話を通して
(時にコーチングコミュニケーションを交えながら)
お客様の内側の声をアウトプットしていく過程で
ご本人が香りを選びアロマブレンドをする。
テーマのある名前をつけたスプレーにしてお持ち帰り
香りを纏いながらそのテーマを意識でき、
QOLの向上に繋げていくサービス

香りは単なる癒しではなく、
「感情」や「選択」と深く結びついています。

そしてそれを扱う私たちの教室もまた、
誰かの人生を動かす起点になり得るのだと、
この出来事を通して改めて感じています。

まとめ▼

香りが心に触れたとき、
私たちは本当の想いに気づくのかもしれません。

小さな教室には、人生を変える
“はじまり”が生まれる力があります。

教えることを超えて、
誰かの再出発を見守る立場になれること。

教室運営のやりがいのひとつです。

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