──垢すりのグローブが教えてくれた問い
先日、近くの天然温泉で
垢すりを受けてきました。
節目の時期に、
からだと気持ちを整えるために、
毎年訪れています。
この時期に行くのは、
春のはじまりに向けて──
余分なものを落とし、
新しい季節を迎えるための、
わたしなりの儀式のようなものです。
そのときに使われていた
垢すり用のグローブ。
たぶん、天然の素材──
ヘチマでできていると思ったのですが、
はっきりしなかったので、
ふと聞いてみました。
「これって、何でできているんですか?」と。
すると、施術してくださっていた方は、
少し驚いた様子で、
「えっ?」とおっしゃいました。
もう一度たずねると、
また「えっ?」と。
しばらく考えてから、
こう答えてくださいました。
「何でできているか…わからないです。
気にしたこともなかったです。」
そのあと、会話はすこし止まりました。
そして──ふとした間ののちに、
「質問されたのも初めてで……
言われてみたら、
何でできてるのだろうって。
知りたくなりました。」
そのグローブは、
毎日手にする“仕事の道具”であり、
その方にとって大切な「技術」を
支えるパートナーのような存在です。
それなのに、その素材をご存じないこと。
疑問に思われたこともなかったことが
ちょっと不思議だったんです。
プロって──
自分の仕事に関わるモノやコトに、
もっとこだわりやまなざしを
持つのではないかと思っていたのです。
だから、少しがっかりした
自分もいました。
でも……
その方が最後に言ってくれた
「知りたくなりました」というひとこと。
その気持ちの変化が、
とても大切だと感じました。
これは、
教える立場に立ちたい人──
「小さな教室を開いてみたい」と
思っている方にも
とても大事なヒントがある出来事でした。
なぜなら、
人に何かを伝える仕事の出発点は、
知識よりも“まなざし”に
あると思うからです。
🌱
自分が使う道具は、どこから来て、
どんな物語を持っているのか。
なぜ自分はそれを選んだのか。
そうした“問い”を持つことで、
教室の世界には「深み」と
「伝わる力」が生まれてきます。
「自分サイズの教室をつくる」というのは、
ただコンテンツを用意することではなく、
“自分のまなざし”を育てていく
プロセスでもあるのです。
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仕事と呼べる小さな教室と心のつくり方 