すごい人にも、悩みはある。
──「自分なんか」と思ったときに、思い出してほしいこと。
先日、毎月開催しているグループコーチング
「Make Sense」に当日参加ができず、
アーカイブで内容をご覧くださった方から
こんなメッセージをいただきました。
「皆さん、ずっと先を歩いている
すごい人たちだと思っていたけれど、
悩んだり、つまずいたり、
落ち込んだりする気持ちは同じなんですね。
自分なんか…って思っていたけれど、
逆に頑張ろうと思えました。」
この言葉に、私も深くうなずかされました。
どんなステージにも、悩みはある。
教室をはじめたばかりの頃は、
「どうやったらいいんだろう」と
前に進む力が自然と湧いてきます。
でも、ある程度続けていると、
不思議とふと立ち止まる瞬間がやってくる。
「私、このままでいいのかな?」
「みんなはどんどん進んでるのに、
私だけ止まってる…?」
そんなふうに、周りと自分を比べてしまうこと、
ありませんか?
どんなステージにも、
そこにしかない葛藤や悩みがあって
“すごく見える人”だって、
同じように心の中では揺らいでいる。
だからこそ、「自分なんか」と思わなくていい。
今、立ち止まっているようにおもえても、
それは成長の途中にある“静けさ”かもしれません。
気持ちを整理する3つの問い
「なんだか停滞している…」
そんなときに役立つのが、
論理的に自分を見つめること。
おすすめしたいのがこの3つの問いです。
WHAT:何が問題?
HOW:どうすればいい?
DO:実行できている?
たとえば、「やりたいことはあるけど、動けない」
そんなとき、
それはやり方がわからないのかもしれないし、
そもそも本当にやりたいことが
ぼんやりしているのかもしれない。
ひとつずつ、自分に問いかけてみてください。
目標とマイルールは「整える」ためのツール
大切なのはそれを「整えること」。
目標は、1年後の姿をざっくりイメージして、
まずは3ヶ月単位で決めてみましょう。
そして、そのための「マイルール」を持つこと。
他人のやり方ではなく、
自分が無理なく続けられる仕組みをつくる、
それがマイルール。
たとえば、
・毎日、夜に振り返りの時間をとる
・週末にその週の振り返りの時間をとる
・1ヶ月ごとに「達したこと記録」をつける
・最初から余白のあるスケジュールを立てる
そんな、自分なりの
“動けるリズム”を作ってみてください。
やる気やモチベーションに頼らなくていい、
仕組み作りが何より大切です。
今やろうとしている一歩はちゃんと意味がある。
「まだ駆け出しだから」
「私なんて、まだまだ…」
そんなふうに思ってしまうこともあっても
今いる場所から見える景色の中で、
考えて、悩んで、進もうとしているその姿は、
ちゃんと前に進んでいる証です。
だからこそ
肝に銘ずるように
やる気やモチベーション頼みはリスクだらけ。
と思って!
そのために“マイルール”を作って
やる気に関係なく自分を動かす仕組みを
作りましょう。
心から、応援しています。