好きなことをやっている、家でやっている
教室には友達のその友達が数人来てくれる程度。
旦那さんにも何か遊んでいるように見られがちで、
(特には何も言われるわけではないけれど)
とても仕事をしていると言えない
でも、一生懸命やっていて、
堂々と仕事をしていると言いたい。
あっ、なんか、わかるかも・・・。
と思われたら
今日は、とてもとても長い文章ですが、
続きを読んでみてください。
日本人初のプロゲーマーとして
活躍中の梅原大吾さん(ウメハラさん)の
慶應大学での”神講演”と呼ばれる
2時間の動画を視聴しました。
当初予定されていたテーマと
当日ガラッと変えられたというテーマは
「自分の意志と自分の価値観で物事を決断する」
「充実ってしていますか?」
というふりからでした。
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本を3冊出した中にも書いているけれど、
「成長が僕の生き甲斐」だと言っている。
何のために成長するのか自分の中でわからなくなると
幸せでないと思っている。
ここ2年ぐらいあまり人生楽しいと思えなかった。
なんかつまんないな。
ストレスかな?歳かな?
深刻に落ち込むわけではないけど、
ふとした時に落ち込む。
何のために生きているのだっけ?
やりたいことをやって、
好きなことでお金を稼げているし、
皆からチヤホヤされて
なぜ、つまらないと思うのか・・・。
ずっと疑問だったが
それが最近、解消された。
そのきっかけになったことが、
ゲームのキャラ使い。
前使っていたゲームのキャラで
「弱いキャラ」が
バージョンアップに伴い、強くなった。
プロのゲーマーなら100%
強くなったキャラを使う。
プロゲーマーなら1%でも
強さを求める。
勝つことに周囲の期待がある、
スポンサーがつく
自分も当然、その強くなったキャラで
勝ちをとりにいくのが本筋だけど、
弱くなってしまったキャラを使うと、
子供の頃に感じていた充実感が返ってきた。
やるべきじゃないのはわかっているのだけど、
なんかその弱いキャラを使っちゃう。
思い返せば、相当自分で決めて、
自分でやっていた感があるのに、
実は自分で決めてなかったことに気づいた。
スポンサーもいる、ギネスにものったし・・・と
知らず知らずのうちに
周囲に合わせていたのかも?
本当に自分のやりたいこと、
好きなことがわからなくなっていた。
プロだし、
〜すべきでしょう
弱いキャラを選ぶのは、
とんでもないことである。
だけど弱いキャラを使って
ゲームをやっていると
今まで退屈だった気持ちが、
毎日楽しくてしょうがなくなった。
その時に人生がつまらなかった原因が
「自分で決断していないなかった」
からだと気づいた。
全部持っている強いキャラは
誰かが決めた「人の価値観」であること。
周囲から寄せられる期待や
こうあるべきという概念が生まれて、
無意識のうちに周りに合わせた自分で動いていた
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「期待に応えるということについて」
梅原さんが出した答えは、
あなたたちの思う形では応えない、
あなたたちの想像の範囲で期待に応えない
僕は僕のやり方で期待に応えますよ
それが今の心境とのことでした。
そんな講演の最後の
質疑応答の中で
「やりたいことと、
やらなければいけないことが
あまりにかけ離れている。
どう折り合いをつければいいか」
という質問がありました。
「今やっていることは、
かつての梅原さんのゲームのように
今は全く仕事であるとは周囲に認められていないこと。
それでも、できればその道に進みたい
その道は、大学の勉強は一切関係ない。
大学の勉強もあるし、もきちんと卒業したい。
そういうようなやりたいことと
やらなければいないことに
梅原さんはどう折り合いをつけていましたか?」
梅原さんの答え
「東大卒親の期待にも応え、
プロゲーマーにもなった人もいる
自分みたいに完全に突っ走る人もいる
自分の父親は 生きていくために働いて
(やらなければいけないことを優先)
あいた時間をやりくりして、
好きなことをやった。
やりたいことだけができるかどうかは、
その人の環境による。
僕は、好きなことをやるという意味では、
いい環境でいた。
とはいえ、ゲームばかりやって、
自分の人生どうなっちゃうかという
不安とはいつも戦っていた。
本気でやりたいことがあるなら
折り合いつけている場合でない。
何か1つのことに打ち込むこともいいし、
両方並行して進むも良い。(2兎を追いかけること)
何より重要なのは、自分で決めること。
折り合いをつける、
つけなきゃいけないということは、
自分が人生から自然と学んだことなのか、
周囲から言われたことなのか?
折り合いをつけるということが
これまでの自分の人生の中で
培った哲学に基づいていることで、
それを選択したなら
おそらく後悔することはしない。
だけど、大多数の意見に耳を貸して、
折り合いをつけるべきというのであれば
後悔するかもしれない。
本当は自分はどう思っているのだろう
という答えを出す
なんのために勝つのか、
なんのために成長するのか
明確にしておかないと
僕みたいにつまらないと思う時が来てしまう。
_______________________
さて、ここで冒頭の心の声を
思い出してください。
「好きなことをやっている、家でやっている
教室には友達のその友達が数人来てくれる程度。
旦那さんにも何か遊んでいるように見られがちで、
(特には何も言われるわけではないけれど)
とても仕事をしていると言えない
でも、一生懸命やっていて、
堂々と仕事をしていると言いたい。」
↓
ウメハラさんの言葉の中に
それを見出すヒントはあったでしょうか?
それから
「仕事をしている状態」
とは、どういう状態のことを言うのか?
自分にとっての仕事とは?
自分でしっかり定義しておくと
もやもやしたりしないです。
その時に大事なのが、
旦那さんの価値観でなく、
ご自分の価値観です。
<最後に>
今の時点で、収入がついてきていないことがあったとしても、
なんらかの生産性・成果を期待・意識がある中で、
やっていることならば
それは、「趣味」ではないと私は言っています。
趣味とは、生産性も成果を意識することなく、
誰に見せるものでなく、
誰かの評価を待つものでもなく、
ただそれをやっていることが
心から楽しいと思えることです。
(夢中になっている。)
生産性や成果を意識しはじめた途端、
「ただ純粋に楽しい」とは違った感覚になります。
今、たまたま収入を伴っていない状態という
だけのことで、
それを自分が本当に望んでいるならば、
そこに至るには何が足りないのか、
何をすればいいのか
しっかり考えて行動に移せばいいのです。
この部分に目を背けていた、
もしくは、論理的思考に及んでいなかったから、
悩みにつながっていたかもしれません。
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お教室をはじめてみたいな
教室をするってどうすればいいのかな。
また、始めてはいるけれど
このまま進んでいいのか迷っている
できたら趣味の教室ではなく
仕事と呼べるようになる
一歩踏み出したステージに行きたいな
そのような思いがある方に向けて
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