仕事と呼べる小さな教室のつくり方 
先日読んだ本
超訳 「ニーチェの言葉 エッセンシャル版」
の中に
自分に対してはいつも誠実であり、
自分がいったいどんな人間なのか、
どういう心の癖があり、
どういう考え方や反応をするのか、
よく知っておくべきだ。
人間は常に脱皮していく。
常に新しくなっていく。
いつも新しい生に向かっている。
これまで自分が真実に
愛したものはなんであったか？
自分の魂を高みに挙げたものが
何であったか？
したがって、いつも機嫌よく
生きていくコツは、人の助けになるか
誰かの役にたつことだ。
けれど、純粋に能動的な愛から
行われる時には、「〜のために」
という言葉も考えも出てくることはない。
つまり、豊かな物を探すことではなく、
自分を豊かにすること
・・・・・・
・・・・・・
以下略
という哲学者ニーチェの言葉に
アンダーラインを引いています。
（本を読む時は、とことん読み尽くす！
綺麗に保存するタイプではなく、
線を引いたり、書籍にメモしたりするので、
古本屋さんに出せません。）
7/29に東京ビッグサイトで
私が好きな本の著者
ワタナベ薫さんの講演会に参加してきました。
東京ビッグサイトで
1000人の席があっという間に完売になる
5年ぶりの講演会。
冒頭でご紹介した
ニーチェの言葉
”いつも機嫌よく
生きていくコツは、人の助けになるか
誰かの役にたつことだ”
とリンクする内容がありました。
それは、
「生きがい」という言葉の紹介でした。
英語でも「IKIGAI」
東京在住のアメリカ人
IT企業のエンジニアのガルシアエクトルさんの
書籍に「IKIGAI」があります。
好きで得意なことを極めると情熱になる。
好きで需要があることを極めると使命になる。
得意でお金になることを極めると専門職になる。
お金になって需要があることを極めると天職になる。
＼
好きで得意でお金になって需要があることは
【生きがい】になる
／
つまり、
いつも機嫌よく生きていくコツ
生きがいがあること。
その ベースとなるのは
「自分自身をよく知ること」
なんだと思います。
ニーチェのいう
これまで自分が真実に
愛したものはなんであったか？
自分の魂を高みに挙げたものが
何であったか？
（本当に好きな事、
時間とお金を投じて続けてきた
コト・モノなど）
これに答えられるかどうか。
できればそれに関することで
将来的に人の助けになることができ、
誰かの役にたつことができたら
生きがいにつながりやすいという
ことです。
そして、豊かなものを
外に探すのではなく、
自分自身の中にあるものを見つける。
人や生き物との関わりや、旅や体験などから
自分自身を豊かにしていくこと。
あらゆることが「いつも同じ」は、
安心感があって、楽でいいときもありますが
見える景色に変化がありません。
一歩東に足を出す、一歩北に足を出す。
勇気がいるかもしれませんが、
その先さきでみえてくる景色が
自分自身を豊かにすることなんだと
私は思っています。
いつもと違う場所、
異分野の人
新しい体験
から刺激を受けたり、
自然と触れ合うこと
（生き物との関わり）
五感を満たすこと
そういうことを通して、
自分というコップに
溢れるほどの水が溜まっていること。
小さな教室運営者は、
生徒さんたちを迎える講師という立場でもあり、
その分野のことを教えるだけにあらず、
自分が発するエネルギーで
無意識に影響を及ぼしているのです。
「先生の教室にくると
元気になります」
そう言われたことがあったり、
言葉として言われなくても、
そんな後感を持ってもらえているでしょうか。
○○のためにとぎゅ〜っと
気持ちを締め付けるのではなく、
ただ純粋に自分を満たしているか。
こういった視点でも
自分を振り返る時間を持ってみましょう。
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お教室をはじめてみたいな
教室をするってどうすればいいのかな。
また、始めてはいるけれど
このまま進んでいいのか迷っている
できたら趣味の教室ではなく
仕事と呼べるようになる
一歩踏み出したステージに行きたいな
そのような思いがある方に向けて
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