仕事と呼べる小さな教室のつくり方 
（写真：恋する石けんアカデミーの卒業式2023年3月）
小さな教室運営者の私たちは、
自分が講師として立ち振る舞うこと
（スキル、知識、伝え方等）だけを
考えていればいいだけではないこと・・・
「教える」ことだけに
全神経と時間を集中できないことが
悩ましくもありますよね。
この「教える」の中には、
レッスンの内容を考え、
試作やレジュメ作りが
入りますが、
それだけに集中できるなら
どんなに幸せか・・・。
好きなことで、
得意なことで、
人にも求められること
だから、それを「伝える」ことには
いくらでも没頭できて
あっという間に時間が経ってしまう。
また、専門分野のスキルや
知識のアップデートや
新しいことを学ぶための
時間とお金も苦にならない。
だって、そのことが
好きだから。
もっともっと勉強したいし、
自分のフィルターを通して、
生徒さんにも教えてあげたい。
一方で、苦手なことは、
集客のための
ブログやSNSの発信や
導線設計
アフターケア、経理など
また、レッスンのスケジュール組や
プロモーションスケジュールを
考える時間の確保
家事もある、子供の送迎もある
両親の様子もみに行かなくちゃ、
電話もしなくちゃ
病院に連れて行かなくちゃ
どんどんやることが
上乗せされてくる感じで、
教室のためにと思って
やっていることが
これをずっとやっていていいのか、
このまま進んでもいいのか・・・
この選択はどうなのか、
色々なことに迷いが出てきて
身動きが出来なくなる時があります。
これは、目の前のことの整理ができずに
追われてしまう状況になっている時に
起こりやすいです。
よくわからなくなっている状態です。
１人で全てを切り盛りしているのですから、
よくあり得ることのように感じています。
少なくとも私は、そうでした。
では、どう切り抜けたらいいのか？
ここで、
もう１人の自分と会話してみてください。
１）と２）の答えから
矢印が自分に向いているのか、（欲や夢）
それとも自分から出ているのか。（志）
両方含んでいるのか。
分析してみてください。
「志」は、大きな原動力となり、
遠くへ行ける指針にもなるけれど、
それだけでは、燃料切れをおこします。
だから、「欲」にも向き合う必要があって、
その欲が満たされた状態を想像して
ワクワクを感じるかどうか。
それはなんなのか？
自分でよくわかっている必要があります。
それを言葉にして、
自分の目の前に出しておく気持ちで。
「志」とは、人生の目的とも言えて、
人生の目的とは、究極、
「死んだ時にこんな人生だった」って思いたいこと
かもしれません。
その燃料には「欲」が必要だし、
そのための「具体的な行動」が
「目標」になります。
目標とは、期日がつくもの。
1年後までにやることを想像すると
1ヶ月にやることがまとまり、
1週間にやることが出てきて、
明日やることがわかり、
今日やることが浮き彫りになる。
目的から見た目標
先のことからブレイクダウンした
今日やることが明確になれば、
迷うことなく、今ここに集中できます。
迷うのは、
目の前に次から次へと突発的に
出てくることや、急に思いついたことや
ふって湧いてくるものに対応するため、
行き当たりばったりに
動いてばかりいる自分がいるからです。
行き当たりばったりの動きを
する時は、
必ず、その前に
やるかやらないかの選択があったはずなので、
その段階の行動が鍵と思ってください。
それには、選択する時の「指針」が
必要です。
その指針に沿うならば、「やる」
指針から外れるなら「やらない」
突発的な案件も、
家庭のこと以外、教室業全般で言えば、
「やらない」選択も自分次第で、
できることです。
目の前のことに追われて、
霧の中に入ってしまい、
色々な迷いで
身動きが取れなくなってしまった時に
これを読んで、抜け出すきっかけに
なりますように。
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お教室をはじめてみたいな
教室をするってどうすればいいのかな。
また、始めてはいるけれど
このまま進んでいいのか迷っている
できたら趣味の教室ではなく
仕事と呼べるようになる
一歩踏み出したステージに行きたいな
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