花屋&カフェ ラプティフルールさんで
第29回大倉山ビジネスサロンの講師として
お話させていただきました。
2年ぶりにまたこの場に
たたせていただく機会。
ラプティフルールさんのオーナー
今村さんとの出会いは、
私が福岡から戻って間もない頃
こちらのカフェスペースをお借りして
ワークショップさせてもらいたいなって
思い、アポをとって、お会いしたところから。
ところが、いざどんな風な準備が必要で
どう講座を外でやっていくのか
わからないまま気持ちだけで飛び込んだので
具体的な講座案を生み出したり、
イメージをわかすことができず
(今村さんからアドバイスはいただいたのですが)
うみの苦しみで、余裕もなく、
自分からうかがったにも関わらず
結局その先のお話を自ら
進めることができませんでした。
それから約1年半後、
自宅教室で経験を積んで
ほんの少しレッスンさばきが
板についてきたころ、
2度目のアポ。
今村さんは私の履歴書を
大事にとっておいて
くれていました。
ようやく、1年半の時を経て
6回コースのワークショップを
開催するに至ったわけなのですが
当時、今村さんと打ち合わせする中で
「いつか末吉さんの教室ノウハウを
教えてほしいという人が出てくるよ、
後に続きたいと思う人がいるはずだから
そういう講座をやるようになるよ」
な~んて占い師みたいなことを
言われました。
その時は、「ありえない~」と
全否定でそんな自分の姿を
想像だにしませんでした。
それから2年後でしょうか、
本当にそういう声をいただくようになり
その声にこたえるように、
教室開講支援講座が誕生
15人の生徒さんが
この講座を受講して
教室を開業、またはその先の
ステップアップにつなげて
いらっしゃいます。
特に、外部依頼ワークショップ講座は、
生徒さんにお任せするシステムを整え
準備やワークショップの進め方
レシピアドバイスなど
することで、
不安を払しょくして、
経験を積んでいただくことにも
力を注いでいます。
(私が過去、自信がなくて、
できなかった経験をしているので)
それから私自身は、主に行政・大学関係で
セミナー依頼をいただくようになり
これまでの経験を
お話するという立場で
登壇させていただくようになりました。
さて、今回のビジネスサロンでのお話ですが、
「サロネーゼという生き方から新しいステージへ」
というタイトル
アトリエ開設の理由と
私なりのこだわりについて
お話させていただきました。
浮き彫りにするためには、
まずは、この仕事に至るまでの経緯
ぐっと過去までワープ
アロマとの出会いから
福岡で教室を始めるに至るまで
どうやって運営していたか
そして、
横浜に戻ってからの最初の4年間=趣味の延長
次の4年間=ターニング
アトリエオープンに至るまで
アトリエオープン後の変化
私なりのこだわり
私の仕事は、植物を取り入れて
美容と健康に役立て
豊かな暮らしの引き出しを増やすこと
その1つにあるのが恋する石けん®です。
恋する石けんは、
アロマテラピーの考え方を
ベースに、
自分を含めた使う人のことを
まるごと見つめて(ホリスティックに)
作る
どういうことかというと、
不調の時は、そこに対処するのではなく、
そこに至る背景をみる、考える、
家族の顔を見て
「最近、ニキビが増えたなぁ
寝不足続いているし、食事も脂質過剰気味かな」
「食事はこうしよう、
石鹸は、過剰油脂(石鹸にわざと残すオイル分)
をすくなくして、ドクダミのinfusedオイルを使おうかな
好きな香りの組み合わせで早めに寝させよう!」
とか、
自分の場合だったら
「こんな気持ちになりたい、
こういう泡でこういう香りで
こういう肌あたりの石鹸がいい」
それならこの材料!
この配合、組み合わせ!
こんな風にイメージし、
形にできるんです。
それはね、お料理でいえば
じゃがいも、にんじんがキッチンにあって
それぞれの野菜の知識はある。
だけど、それをカレーに使うのか、
ポテトサラダに使うのかって
どんな状況でどんな場面かで
包丁の入れ方も、カットの仕方も
変わってくるでしょう。
ポテトサラダにしても
マヨネーズをメインにするか、マスタードも使うか
ヨーグルトを使ってマヨネーズを減らすか
食べる人の好み、健康を考えたりして
カロリーとか気にしながら調味料を
選びませんか?
それと同じなんです。
アロマ・ハーブの知識
それを石鹸なり化粧品なり
何らかの形にする知識
それだけでは恋する石鹸は
作れなくて、
いつもそこには
使う人の存在が
見え隠れしています。
選ぶ材料、植物のエッセンス
それを考えているときは
まるでその人に(自分も含め)
恋しているかのよう。
だから
「恋する石けん」!
これは、植物の私達にとって有用な成分を
使わせてもらっているので、
その植物を守っていくことも
同時にしていかなければ
と思っています。
私自身は、自然保護活動に携わり
(売上のほんのごく一部ですが
寄付という形。ある協会をやめたので、
その協会に納めていた年会費をそちらに
あてているので、無理のない範囲です。)
生徒さんには、植物と暮らす楽しさを
あらゆる形にして見せてお伝えすること。
実際に体験し、使う楽しみが広がると
育てることに興味がわきます。
恋する石けん以外にも、
自分で育てた植物を
飲んだり、食べたり、
スキンケア品や抗菌スプレーにしたり・・・。
「育てたくなる」気持ちから
土に触れる。栽培する。
それがやがては「環境」への関心に
つながるかもしれません。
目が向くということだけでも。
すぐ足下の暮らしを
大切にすることで。
そんな思いを片隅に抱きながら
教室運営しています。
ご参加くださいました方々からの
一部感想を掲載させてください。
【教室の生徒さんC様より】↓
いま、こうして月に60名を超す
生徒さんを抱える先生が
まずはじめの第一歩を踏み出したところからのお話、
そして福岡時代のこと。
私はいま 先生の福岡時代にいるのだなぁ~~と
(まだそこにも立っていない・・・)
とてもとても興味深くて
スリリングで面白かったです。
ブログを通して できた生徒さんも
なかなか定着しないころが 先生にもあったこと。
要望があったのに 募集をかけると、
申し込みがなかったりもしたこと
先生でも、はじめの一歩はそんなことだったのだ~と
安心してしまいました。
それから アトリエを始めるに至った経緯も
とても面白く、メリットとデメリットの
すばらしい仕分け分析に感心。
現在のアトリエを 体験している私は
ものずごい臨場感でした。
なんだか、先生が
アトリエにきて
のびのびしていらっしゃる感じはありましたが
なるほど、こういうことだったのか~~と。
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【N様より】
サロン形式と外部に教室を持つ違い。
外部教室にしたことで、
社会評価が変化すること。
誰に向けて何を発信するのかの視点
家庭と自分の仕事、
生徒さんとの関わり方、
社会との関係や位置付けを
どう捉えて教室を運営しているか
が特に勉強になりました。
また、近々に控えたイベントの相談にも
乗っていただきありがとうございます。
今後、何を自分の中で詰めて行けば良いのか
気づきが沢山ありました。
異業種の方々の集まりであることも
大変刺激になりました。
主催者の方のフォローも親身で励まされました。
参加して良かったと思いました。
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【T様より】↓
経営を意識した4年間の話のところが
一番私にとっていい話でした。
誰に向けて発信しているか、
つまりターゲットをしっかり定めること、
数字で物事を考えること、
そしてPDCAはやはり大事なんだということ。。
わかっていたけど実行できてないことを
反省するいい時間でしたし、
こうして実際に成功されている
ご経験者のお話をきちんと聞けたのが
本当に初めてでした。
私はコンサルタントを受けていた
6ヶ月間のみPDCAをやって
その後は何も振り返らずでした。
なぜならば、コンサルタントを受けていた時に
成功事例が見れなかったから
どこまでやるべきかが見えなかったのです。。
私のようなコンサルタントを受けても
まだまだ悩み多い女性起業家さんが多いと思います。
その方たちにはこのあたりの話が
とても響くかもしれません。
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【I様より】↓
主婦や女性が仕事を始める、
そこにある心のブロックや、
趣味の延長としての教室など、
とてもわかりやすく、
大きくうなずきながら聞いていました。
私の課題は発信。
誰に向けて、どんな言葉を使って、
たくさん指摘していただいた気分です。
好きなことをさせてくれている
家族に甘えてしまって、
手を抜いていることを反省したり。
何より行動力と継続力には
感服しました!
そして、植物の持つ力も実感。
セミナー中、ずーっといい香りで癒され、
ハーブティーも
あんなにいろいろなものが
入っているとは思えない、
とても美味しかったです。
また、飲みたいくらい。
植物は枯らしてしまったり、
ほったらかしにしてしまう
タイプなので、反省。
花壇で伸び放題のラベンダーの香りを
楽しむ余裕も持ちたいと思います。
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【K様より】↓
やっぱり、一番大事であり、
私に不足している部分は
「経営」という意識。
これは今日の参加者は
ハっとさせられた方も
多かったと思います。
何事も結局は
「基礎」が大事で基礎があるからこそ、
発展できるという気づきが多い内容でした。
あとは、サロンスタイルと
学びを両方を行うバランスの良いこだわりは
共感できている部分であるんだけど、
実際、この両立が出来ない人が多いと思う。
あとは、SNSの使い方が迷っている人も多いし、
私自身、10年前のブログだけで集客できたころと
今とでは全く違うブランクの穴埋め、
キャッチアップに今必死なので迷っています。
ワードプレスやフェイスブック、
インスタの位置づけも今後どうするかって
皆さん知りたい部分だと思うので、
ここも今日は入り口として
教えてもらえたのはありがたかったです。
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【K様より】↓
感想を一言でいうと
「まみさんの歩まれた道は、
私たちに勇気を与えてくれました。」
家庭をもつ女性の働き方は様々です。
でも、”足元を大切にしながら”社会と関わりを持ち
人の役に立ち、その評価をいただく。
まみさんのスタンスは、
わたしの理想そのものです。
わたしは、この足元を大切にすることこそが
女性が欠かしてはいけないことだと
思っています。
足元=暮らし=家庭
これは、偏見かもしれませんが
女性のもつ母性ならではで、
自然に発揮されるべきことなのだと^^
家庭は、この母性で
守られていなければなりません。
まみさんは、その素晴らしいモデルを
示してくださいました。
また、様々なエピソードも
私たちが努力をすれば
手に届くように思える”まみさんの語り口”が
勇気を与えてくれました。
夢を抱き、それに向かえる幸せを改めて感じながら
帰路についたのでした。
また、がんばれます!
まみさん、ありがとうございました。
ご参加くださった皆様また、感想をお寄せくださいました方、
ありがとうございました。
主催者のラ・プティフルール
オーナー今村奈美子さん(→★★)
共催のキャリアコンサルタント島谷美奈子さん(→★★)
島谷さんは
参加者の皆様からの質問が
一段落した頃に、
参加者の皆様が知りたいと思われることを
(参加者自身は、とっさに思いつかないこと)
質問されたり、投げかけをされ・・・
名ファシリテーターでいらっしゃいました。
(いつも感じます。)
今村さんは、経営者の先輩として
厚いフォロー
大変お世話になりました。
ありがとうございました。
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【ブログ掲載ありがとうございます。】↓
紅茶教室主宰 小林真夕子さん(→★★)