これまで自宅教室で教えた生徒数300人以上。ゼロから自分のスタイルをもって教室をつくりあげた経験を体系化した教室スタートアップ講座も定評があり、現在12事例の自宅教室をオープンさせている。美容専門学校では「化粧品学」「メディカルハーブ講座」の非常勤講師経験あり。
一女の母。
好きなことは、登山、写真、ガーデニング、ヨガ、映画・舞台鑑賞、ホームパーティー。
娘がお腹にいるときに、でかけたハーブ園のラベンダーの香りに、仕事で携わっていた人工の香りとは異なる草っぽい香りに衝撃を受けました。
『ラベンダーってこんなに草っぽい香りがするんだ』 と香りから植物への興味を持ち、ハーブの苗を買って育てるようになりました。「育てること」は「知ること」につながりました。
またそのハーブ園で、初めて精油を知り、本の見よう見まねで暮らしに取り入れる生活が始まります。
そんな時間が育児と仕事との両立(当時会社員)の灯台のともしびとなった時間でしたが、実際は、”うんち”と”おしっこ”のにおいの中に天然精油、ハーブの香りは完全に負けている状態!それなのに、そのにおいや、その中にいる赤ちゃん(娘)、寄り添う自分自身さえも愛おしく感じるのです。
最初のアロマテラピーの出会い、自分の中の母性の「気づき」でした。
夫の転勤がきっかけで、アロマテラピーを勉強しはじめたあるとき、娘の背中に湿疹ができて、かゆがっていたので、カモミールハーブを漬けたオイルで夜な夜なマッサージしてあげたことがありました。
数日後には、驚くほどひいてきれいになった背中。びっくりした以上に、娘が発した言葉が深く、今でも心に刻まれています。「ママの手、お薬みたい!」
自分の興味ではじめた勉強ですが、こんな風に家族に還元できるんだ!という喜びを知り、もっともっと知りたい、やりたい!と日々実践し、そのことをブログで発信していました。
ある時から、ブログから質問などを多く寄せられるようになり、それにお答えしているうちに、リアルな場面で提供する場を考えるようになりました。
それが自宅教室の産声となり、最初は、フルタイムで働くママさんやOLさん向けに土曜日のみの開催からスタート。
以前の自分が働く母親だったので、アロマの使い方をその方たちに伝えたいという思いと、子供が小さかったため、急な何かがあっても夫の手があり、キャンセルで迷惑をかけることがないという考えからの土曜日のみのクラス。
そのうちに、平日開催のご要望をHPからいただくようになり、福岡で月に1回土曜日と平日1回の2クラスが動き出しました。「家族のために楽しめる自分になれるサロン」暮らしアロマを軸とした教室のはじまりです。
ひとつひとつの素材を自分自身の目で選び肌や体調を考えたレシピおこしができるようになる『恋する石けん』と名付けた手作り石けんメソッド、化粧品作り、ハーバルケアなど。知識が五感を通して知恵にスイッチする瞬間は、想像を超える喜びです。
その喜びは、作っている指先を通してクラフトに伝わっていき、その時間から自分を慈しむ行為のはじまりです。
日々の暮らしの中身を変えることで、健康を保ち心の状態を豊かにすることができるのです。自然の知恵(アロマ・ハーブ)とご自身の手によるコラボレーションで家庭のオリジナルレシピをたくさんつくりあげていきましょう。