背景
地域には、まだ名前のついていない
資源が眠っています。
枝葉、端材、副産物・・・
これまで堆肥や廃棄として
扱われがちだったものも、
視点を変えると
「この土地でしか生まれない香り」
になる可能性があります。
むつ市は、海・森林・温泉・農業が
近接する地理的特性を持ち、
香りの原料となり得る素材が揃う地域です。
目的
本プロジェクトは、東北大学で
地域価値創出の調査として発起され、
そこに参画させていただいています。
目的は、大きく2つです。
- 未利用資源を“香りの資源”として
再評価し、地域価値へつなげること - むつ市の風景や空気感を、
香りとして表現できるかを確かめること
香りを「精油」や「原料」に留めず、
地域の空気・土地の記憶を伝える
文化資源として捉えることで、
観光・空間演出・ライフスタイル商品など
幅広い展開の入り口をつくります。
実施内容(概要)
2025年プロジェクトでは、
現地の空気感を確かめながら、
香りを試作するプロセスを進めました。
- むつ市の現地視察と、地域資源の理解
- 未利用資源を対象とした
香り抽出の検討(技術的可能性の確認) - 地域由来の素材を軸にした香り試作(2種)
- 関係者との対話を通した、
今後の展開可能性の整理
※詳細な技術・数値・関係者名などは
本記事では割愛し、
アウトプットの体験記にてご紹介します。
フェールマヴィが関わる理由
未活用資源は、処理されて終わる“余り”ではなく、
地域の未来をつくる素材になり得ます。
大学の技術を用いることで、香りは再現性を持ち、
品質を説明できる「資源」になります。
そこから、観光の体験価値、空間演出、
ライフスタイル商品、ウェルビーイングの提案へ
地域の価値の語り方が変わっていく。
フェールマヴィは、香りを感性だけで扱わず、
香りの分子の視点からQOLをデザインするブランド
FRAGience(Fragrance+Science) として、
このプロジェクトに関わっています。
香りの可能性を、
暮らしと産業の両方へ橋渡ししていきます。
2つの香りが生まれました
むつ市の空気をイメージして、
2つの香りを試作しました。
- 蒼息(そうそく)
—— あおい風の通り道 - 霧白の呼吸(きりしろのこきゅう)
—— 湯けむりの町の透明な深呼吸
どちらも、むつの「空気の質」を
暮らしに持ち帰るための香りです。
香りのアウトプット(体験記)はこちら
香りが立ち上がった瞬間や、試作の裏側、
そして“色”まで現れた抽出物からの展開
(リップ試作)などは、
下記 にまとめました。
▶︎ 香りのアウトプット記事はこちら:[ https://kurashi-aroma.com/2026/04/16/mutsu-pj/ ]


